「Spike nard」(スパイクナード)~過去をすべて受け容れたいときに。

ここ数か月の私のテーマは、

「できることなら、やり直したいこと。」

「やり方を変えて、もう一度やってみたいこと。」

にきちんと向き合って、自分のハートに正直に行動する、というものでした。

 

仕事では、思い切ってスクールのコース改編を行ってみたり、

プライベートでは、ずっと会いたかった人にコンタクトを取って会いに行ってみたり、

自分の過去を見つめ直すことで、これからの私の方向性を固める時期に当てていました。

 

過去の選択の結果、現在の自分が在る。

 

こんな当たり前のことを再認識する作業は、楽しいようで、ときにつらい。

「あのときの選択って、本当に正しかったんだろうか・・・?」

と、無意味な思考が頭を占領してしまうことも。

 

そんなとき、いつも手を伸ばすのは「Spike nard」。

 

 

「ナルデの香油」として、聖書にも登場するこの香り。

最後の晩餐で、マグダラのマリアがイエス・キリストの足に塗った香りです。

マリアはこの高価な香りを全てイエスの足に使ってしまったことで、

(ひと家族が1年暮らせるだけの金額に相当するナルデの香油を一気に使い果たしたらしい。)

ユダに激しく非難されますが、それを目にしたイエスがこう言います。

 

「するままにさせておきなさい。

 なぜこの人を困らせるのですか。

 私のために、良いことをしてくれたのです。

 貧しい人たちは、いつもあなたがたと一緒にいます。

 それで、あなたがたがしたいときは、いつでも彼らに良いことをしてやれます。

 

 しかし、わたしは、いつもあなたがたと一緒にいるわけではありません。

 この女は、自分にできることをしたのです。

 埋葬の用意にと、私のからだに、前もって油を塗ってくれたのです。

 まことに、あなたがたに告げます。

 世界中のどこででも、福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、

 この人の記念となるでしょう。」

 

十字架にかけられることを知っていたイエス。そしてマリア。

この世からの旅立ちに使われた、ナルデの香油。

このシチュエーションに選ばれる香りは、やっぱりSpike nard以外考えられません。

 

 

おっと。話がそれてしまいましたが。

 

Spike nardは、シンプルに表現すると、

「私の過去は何も間違っていない。」

と素直に感じさせてくれる香りです。

 

たとえ後悔してしまう過去があったとしても、

それが最良の選択だった、と受け入れさせてくれる香り。

私の小さなこだわりは、年月が経って香りが熟成しているSpike nardを使うこと。

現在愛用しているものは、おそらく8年くらいは経ってるかな?

時間の経過を感じさせる深い香りには、特別な価値があります。